トイレのお手入れ

トイレのお掃除方法

トイレを美しく保ち、長持ちさせるために毎日のお手入れが大事です。
トイレ掃除の際は、トイレ内を十分換気するようにしましょう。
「お掃除をらくにする」新技術は、下記のページでご覧いただけます。 お掃除らくらく新技術(「お掃除をらくにする」新技術の一例をご紹介しています)

大便器・温水洗浄便座のお掃除方法

(住宅向け)

清掃のポイント

  • ・清拭する場合には原則として手や肌が触れる「きれいな箇所」から便座裏面などの「汚れる箇所」の順に清掃する。
  • ・柔らかい布の拭き取り面が汚れたら、拭き取り箇所が変わるタイミングで新たな面に交換する。
  • ・温水洗浄便座(ノズル含む)の清掃は基本的に水拭きとし、汚れがひどい場合には適度な濃度に水で希釈された台所用中性洗剤を含ませかたく絞った柔らかい布で清拭したのち、洗剤成分除去のため水拭きする。

注意事項

  • ・製品毎に清掃時における注意事項があるため、製品の取扱説明書を必ず確認してください。
    各社の取扱説明書はこちらからご確認いただけます。
    ⇒各社取扱説明書のご案内
  • ・各製品の取扱説明書に従い必要に応じて電源プラグを抜いて清掃を行ってください。
  • ・温水洗浄便座は電気製品です。内部に水が入ったり、洗剤が温水洗浄便座の本体および便器の隙間に残らないよう、気を付けてください。

清掃用具一式

清掃用具一式 清掃用具一式
柄つきスポンジ等便器ボウル(便鉢)の清掃 やわらかい布温水洗浄便座及び
便器ボウル部以外の清掃
清掃用具一式 清掃用具一式
トイレ用中性洗剤便器ボウル(便鉢)の清掃 台所用中性洗剤温水洗浄便座及び
便器ボウル部以外の清掃
便器ボウル(便鉢)のお掃除

日頃のお掃除
柄のついたスポンジ等で水洗い清掃する。

念入りお掃除
柄のついたスポンジ等にトイレ用洗剤を付けて便器ボウル(便鉢)を清掃の後、便器洗浄水を流しながら水洗い清掃する。

  • <注意事項>
  • ・便器に熱湯を注がないでください。ひび割れ等の原因となります。
  • ・ガラス質を侵すフッ素化合物入りの洗剤は使用しないでください。
  • ・耐水ペーパーや研磨剤の入った洗剤などは便器表面を傷つけますので使用しないでください。
温水洗浄便座・便器(タンク・外面など)のお掃除

日頃のお掃除
以下の順番に水を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭する。
1.便座表面
2.便ふた(裏、表)温水洗浄便座本体ケース上部
3.温水洗浄便座の操作部(便器洗浄レバー、リモコン含む)
4.ロータンク上面(タンク式便器の場合)

念入りお掃除
1.~4.に加え、5.ロータンク側面も清拭する。
汚れがひどい場合には、薄めた台所用中性洗剤を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭し、仕上げに水拭きをして洗剤成分を除去する。

日頃のお掃除
便座を上げて、便座裏面、温水洗浄便座本体ケース下部を水を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭する。

念入りお掃除
汚れがひどい場合には、薄めた台所用中性洗剤を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭し、仕上げに水拭きをして洗剤成分を除去する。

  • <注意事項>
  • ・便座、便ふたを閉める際はゆっくり行ってください。

念入りお掃除
洗浄ノズルを出し、洗浄ノズルを水を含ませかたく絞ったやわらかい布で洗浄ノズル全体を清拭する。その後洗浄ノズルを戻す。
汚れがひどい場合には、薄めた台所用中性洗剤を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭し、仕上げに水拭きをして洗剤成分を除去する。

  • <注意事項>
  • ・製品毎の洗浄ノズルの出し・戻し方法は事前に温水洗浄便座の取扱い説明書等で確認してください。
  • ・ノズルはひねったり、無理な力を与えないでください。破損の原因となります。
  • ・ノズルの穴を傷つけますと、つまりなどの原因となります。
  • ・機種の中にはノズル先端が外れるものがあります。ノズル先端を便器内に落とさないようにしてください。
  • ・便座、便ふたを閉める際はゆっくり行ってください。

日頃のお掃除
便器ボウル(便鉢)以外の便器全体を水を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭する。

念入りお掃除
汚れがひどい場合には、薄めた台所用中性洗剤を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭し、仕上げに水拭きをして洗剤成分を除去する。

念入りお掃除
温水洗浄便座を取り外して、便器との隙間を清掃する。

1.温水洗浄便座を、所定の操作方法で便器から取外す。(温水洗浄便座本体を便器からリフトアップさせてすき間のお掃除をする機種もあります。)

  • <注意事項>
  • ・製品毎の操作方法は事前に温水洗浄便座の取扱い説明書等で確認してください。

2.便器上面の接続部及び温水洗浄便座底面に溜まった汚れを水を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭する。
汚れがひどい場合には、薄めた台所用中性洗剤を含ませかたく絞ったやわらかい布で清拭し、仕上げに水拭きをして洗剤成分を除去する。

3.温水洗浄便座を所定の操作方法で、もとに戻す。

<その他の注意事項>
■より長くお使いいただくために

  • ・金属ブラシ、研磨剤入りナイロンタワシ等を使用しないでください。
  • ・温水洗浄便座の樹脂部を清掃する際には乾いた布やトイレットペーパーは使用しないでください。(キズ付の原因になります。)

■安全にお使いいただくために

  • ・製品に異常があるときには、すぐに使用を中止し各メーカーにご連絡ください。
  • ・個別の製品により清掃時に必要な実施項目(点検項目含む)がある場合は取扱説明書等に従ってください。(脱臭フィルタ清掃等)
  • ・個別の製品により清掃時における注意事項がある場合は取扱説明書等に従ってください。

■洗剤・薬品は正しい使い方を実践しましょう。

  • ・温水洗浄便座や便器を傷める酸性洗剤、アルカリ性洗剤、研磨剤を含む洗剤、塩素系カビ取り剤は使用しないでください。
使い方にご注意を

■洗剤の使い方に注意しましょう

洗剤の選択ミスや誤った使い方、便器鉢内に洗剤の放置は、洗剤から発生するガスにより金属部品が腐食・劣化し、 発煙・発火などの原因となります。使用できる洗剤でも直接かけてしまうと発煙・発火などの原因となります。

<参考>ノズルの出し・戻し方法

ノズルの出し・戻し方法には、「ノズルそうじ」ボタンまたはリモコン操作による自動方式のものと手で引き出す手動方式があります。詳細は取扱説明書を確認してください。
取扱説明書はこちらからご確認いただけます。
⇒各社取扱説明書のご案内

自動方式の例
手動方式の例
<参考>便座の取り外し方・便座のリフトアップ

便器と便座の隙間のお掃除には、便座を取外すか、便座リフトアップ機能を用いてお掃除します。機種によっては、便座の取り外しができないものもあります。詳細は取扱説明書を確認してください。
取扱説明書はこちらからご確認いただけます。
⇒各社取扱説明書のご案内

取り外す場合の例

(例1)

(例2)

リフトアップの場合の例

(例1)手動の場合

(例2)電動の場合