立ち座りしやすいトイレを実現するための配慮ポイントを確認し、立ち座りをサポートしてくれる器具を選びましょう。対象商品は、各社ホームページをご確認ください。
高齢者の方が安全・快適にトイレを使用するための配慮ポイントと器具をご紹介します。
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コンパクトな便器を選定する
- ・便器前での立ち座りや向き変更に必要十分なスペース(便器先端から500mm以上)を確保しましょう。
- ・前出が小さいコンパクトな便器は便器前のスペース確保に有効です。
【商品例】
スマートクリンIII
(ジャニス工業)ネオレスト
(TOTO)アラウーノ
(Panasonic)サティス
(LIXIL)
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座高高さに合わせて便器・器具を選定する
- ・便座に座った時の膝の角度が90度以上なら、立ち座り時の足腰への負担軽減につながります。
- ・体の状態や体格に合わせ、便器の種類を選びましょう。
- ・座高高さの調整方法のひとつとして「補高便座」を活用する方法もあります。
【商品例】
ウォシュレット付補高便座
(TOTO)補高便座
(LIXIL)
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器具を活用して負担軽減する
- ・「便座昇降」器具は、便座が昇降することで立ち座りの際の足腰の負担を軽減し、自立のサポートと介助者の負担軽減につながります。
【商品例】
トイレリフト(TOTO)
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手すりが立ち座りをサポート
- ・身体状況に応じ、手すり形状・サイズ・材質等を選定しましょう。
- ・適切な位置にしっかりと固定しましょう。(大便器の先端・座面上端を基点とし、手すりの設置位置を決める)
【商品例】
(アサヒ衛陶)
アクセサリーバー
(ジャニス工業)木製てすり
棚別体タイプ(TOTO)手すり付便器
(Panasonic)肘掛け手すり(LIXIL)
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和風便器にそのまま使える器具
- ・和風便器を壊さずに腰掛タイプに変更することができます。
- ・機種によっては、温水洗浄便座の取り付けも可能です。
【商品例】
スワレット・スワレット専用踏台(TOTO)
和風アタッチメント
(LIXIL)