Q7.温水洗浄便座の使用が原因で病気になることがあると聞いたのですが、本当ですか?
温水洗浄便座の普及率は2016年3月に80%を超え、年間出荷台数は年間400万台以上、累計1億台(2022年6月)を超えるご愛用の実績があります。しかし、「温水洗浄便座症候群」と呼ばれる、温水洗浄便座の過度の使用が肛門のかゆみなどを引き起こすという見解もあるため、長時間の洗浄や洗いすぎには注意し、おしり、ビデとも洗浄時間は10秒~20秒を目安にご使用ください。
日本レストルーム工業会では、温水洗浄便座の過度の使用に注意を呼びかけるため統一した注意喚起を行っており、会員各社の取扱説明書にも記載しています。
⇒温水洗浄便座の使用上のご注意について
そして、第三者機関に委託し温水洗浄便座の使用と疾病との関係について研究を進めてきました。この研究によると、「女性の泌尿生殖器感染症の新規発症に対する、温水洗浄便座使用の影響は認められなかった。」との結論が得られており、学術論文として「Eqidemiology and Infection Volume146,Issue 6 April 2018,pp.763-770」に掲載されました。また、研究結果の概要につきましては、こちらをご覧ください。
⇒温水洗浄便座の使用と疾病、泌尿生殖器感染症との関係:3年間追跡web調査
⇒公衆衛生の専門研究者による研究成果の説明
温水洗浄便座の商品名
- サンウォッシュ(アサヒ衛陶)
- シャワンザ(SANEI)
- サワレット(ジャニス工業)
- クリーンウォッシュ(TOSHIBA)
- ウォシュレット(TOTO)
- ビューティ・トワレ(Panasonic)
- シャワートイレ(LIXIL)