温水洗浄便座には使用前と使用後にノズルを洗浄する機能があり、ご使用のたびにノズルはセルフ洗浄されています。
日本レストルーム工業会では、第三者機関に委託し温水洗浄便座の吐水の水質調査研究を進めてきました。その結果、ノズルの吐水は、水道水並みの水質でした。そして、雑菌がいたとしてもすぐに減少して元の水質になることが分りました。また、雑菌がノズルから水路の内部へさかのぼることもありません。
温水洗浄便座は水道水を使っていますので、加温によって水道水に含まれる環境系の細菌が増えることはありますが、それはお風呂のお湯程度のものであり、病原性はありませんでした。
研究結果の概要につきましては、こちらをご覧ください。
⇒温水洗浄便座の吐水中の微生物濃度に及ぼす吐水ノズルの清浄性の影響
⇒温水洗浄便座の吐水の微生物水準：生菌数、従属栄養細菌数に影響を与える要因、及び緑膿菌の挙動とその由来に関する調査研究
⇒貯湯式温水洗浄便座における残留塩素や微生物の挙動と微生物群集構造
⇒環境衛生の専門研究者による研究成果の説明